“役割“と”感謝“ってスバラシイ!!

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「介護の相談所 花*花」 安藤英明

2024.06.25

私のプロフィール

「話をじっくり聴く」をモットーにケアマネジャーをやらせて頂いております。話しをじっくり聞いているとその方の困りごと、悩み、やりたい事、夢や希望などが見えてきます。それを手助けしてうまく出来た時の喜びと笑顔といったら格別で最高のご褒美です。それが私の原動力になっているな~と感じる今日この頃です。

私のアクション

私のアクション

介護現場で認知症ケアをやってきていくつか意識していた事があります。その一つに“役割”があります。人はいくつになっても、どんな状態になっても「役割」は必要だと思います。

多くの方が「いつも何かの役に立ちたい」と思ってみえます。

🌸Nさんは物事をすぐに忘れてしまうのだけど落ち葉を掃くのが得意。私がやるよりはるかに丁寧にキレイにして下さいます。

🌸認知症を患っている面倒見の良いHさんは、家に帰りたくて落ち着かないある利用者さんの手を握り、さすりながら優しく話しかけて下さいます。もちろん話しかけられた利用者さんはどんどん落ち着いてきます。

🌸植物を育てるのが得意なKさん。毎日の水やりが日課です。お花の手入れをすると右に出る人はいません。植物も愛情を注がれているのがわかるようでスクスクと育ちます。


 それらを成し遂げた後、私は心から「ありがとうございます!!」と声を掛けさせて頂きます。もちろん笑顔で。するとその数十倍の笑顔と充実感に満ちた表情で「いいよ~こんな事ならいつでも言って」と返ってきます。

 認知症になっても出来る事はたくさんあります。マイナス面をみたらキリがありません。その方の「出来る事はなんだろう??」と目を凝らしてみると見えてきます。その方の「輝きポイント」が。

私はその状況を作り出すのがたまらなく好きです。

あちらこちらで「ありがとうございます!!」が飛び交い、みんなが自然と笑顔になる。“役割“と”感謝“ってスバラシイ!!

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